【体験談】未婚で出産した私が、子連れで結婚するまでの話|第1話:1人で育てると決めた日

こんにちは、なぴです🌿.∘

早速ですが、私は未婚で娘を出産しました。

その時のこと、そこから今の夫と出会い結婚するまでのこと、そのリアルをすべて本音で綴っていきたいと思います。

是非さいごまで読んで頂けたら嬉しいです😌

───

「誰にも頼らない。私が、この子を立派に育てる。」

娘が生まれたとき、私は“未婚の母”だった。

家族や周りの人に心配されながらも、私はひとりで育てていくことを選んだ。

そしてその覚悟の中で、私は“パートナーはつくらない”と心に決めていた。

恋愛なんてしない。誰かに頼るくらいなら、私はひとりで頑張る。

でも、人生ってほんとに予想できない。

娘が1歳になる少し前。

思いもしなかった出会いが、静かに、でも確かに、私の中の何かを変えていった───

19歳の頃。

私は、まだ子どもだったと思う。

将来のこともちゃんと考えてなかったし、毎日をなんとなく生きてた。

「なんとかなる」って、根拠のない楽観的な気持ちでいっぱいだった。

そんな私が、ある日突然、妊娠した。

体調が優れなくて、仕事を休んだ日。

薬局で買った検査薬。

結果を見た瞬間、頭が真っ白になって、何も考えられなかった。

真っ暗な部屋の中で、ひとり。立ち上がることもできなくて、ただ呆然と座り込んでた。

当時のパートナーには、すぐに言えなかった。

信頼関係なんてなかったし、頼れる人でもなかったから。

今思えば「なんで付き合ってたんだろう?」って思うような相手。

でも、そのときの私は、そういうことすらちゃんと考えられてなかった。

病院で心拍と胎嚢を確認した日、

不安と恐怖で、心臓がドクドク鳴ってた。

だけど、それと同時に、涙が出るほど嬉しかった。

1人じゃないって思えた。

目の前にある命が、私を支えてくれている気がしてた。

それから、相手に妊娠を伝えた。

もちろん、反対された。

「堕ろしてくれ」と言われた。

親からも大反対された。

でも、私はこの子と離れたくなかった。

お腹にいるこの子を守りたい。

その気持ちだけは、ブレなかった。

「絶対に産む」

そう決めて、パートナーとはすぐに別れた。

認知もさせなかった。

そして、親を説得した。

「1人でも、立派に育ててみせるから」って。

そしたら母が、こう言ってくれた。

「お前が決めたことなら、私は全面的にフォローする」

反対していた理由も教えてくれた。

「わざわざ苦労する道を選ばなくていい、ただ幸せな道を歩んでほしいって思ってただけだ」って。

でも、一つだけ約束。

産むと決めたなら、強くなれと。

「母親なら人前で泣くな」と言われた。

その日から、私は泣かないと決めた。

泣きたい日もあった。

不安で眠れない夜も、いっぱいあった。

でも私は「この子を守る」って決めたから。

誰にも頼らず、シングルマザーとして生きる覚悟を持った。

あの日、それが私の中の“出発点”になった。

───1人で育てる。それが私の答えだった。
でも、きっと人生は、思いもよらない出来事の連続だと、あとから知ることになる。

これは、私が“1人で育てる”と決めた日から、家族になると決めるまでのお話。

きっと同じように悩んだり、迷ったりしてるママの心にも届きますように。

 

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