「お母さんなの?お姉ちゃんかと思った」
「このケガ、どうしたの?」
「若いのに育児疲れ?笑」
──そんな言葉や目線に、いちいち心がざわついていた。
私は19歳で娘を産んだ。
保健師さん、福祉課の人、初めて会う保育士さん。
どこに行っても、私は“母親”じゃなく、“若い女の子”として見られていた気がする。
🩹「少しのケガ」で疑われる
公園で娘が転んで顔にかすり傷ができた日。
保育園で事情を伝えたときの、先生の一瞬の表情。
「どうしたんですか?」って言葉は優しいのに、
目が…まっすぐすぎて、どこか刺さるような空気があった。
「ちゃんと見てなかったんじゃない?」
「本当に事故なの?」
そう言われたわけじゃないけど、
“疑ってる”って空気は、ちゃんと伝わってしまう。
🧒「若いママだから」という決めつけ
子どもが癇癪を起こすと、「しつけができてない」と思われる。
スーパーで泣かれると、白い目で見られる。
子どもがいるってだけで、片身が狭い世の中なのに
若いとそれに”「見られてる」「試されてる」感”がいつもついてきた。
疲れた顔をしていたら、「若いのにもう疲れたの?笑」
そんな冗談にも、笑って返せないときがあった。
👕服装や言葉にも気を遣う日々
「母親らしく見られなきゃ」って、
服装も、言葉遣いも、気にしすぎてた。
ナチュラルメイクにして、落ち着いた色の服を選んで、
それでも“母親”として見られない気がして、何をどうすればいいのかわからなかった。
母と一緒に病院に行ったときには、
先生が母を「お母さん」と呼んで、
私は“お姉ちゃん”扱いされたこともある。
☀️でも、若いからこそ感じられた“うれしさ”もあった
もちろん、嫌なことばかりじゃなかった!
娘の保育園に迎えに行ったとき、
周りの子どもたちが「〇〇ちゃんのママ可愛い〜!」って寄ってきてくれたり、
「お姉ちゃんかと思った〜!」って言ってくれる子もいた。
子どもたちのまっすぐで純粋な気持ちの言葉は、素直にうれしかった。
「若いママでよかったな」って、そんな瞬間がちゃんとあった。
🌱娘の成長とともに、自分も母になっていった
最初は、不安ばかりだった。
「私が親で大丈夫なのかな」
「この子をちゃんと守れるのかな」
だけど、娘が3歳、4歳と大きくなっていくうちに、
私も少しずつ、母親としての自信を育てていくことができた。
周りの目が気にならないと言えば嘘になるけど、
今は「私なりにちゃんとやってきた」って言える。
💬あの頃の私に伝えたい言葉
「あなたはちゃんとやってるよ」
「そのままでいいよ」
「泣きたい時は泣いていい。悩むのは、向き合ってる証拠だから」
「“若い”ってだけで疑うような視線に、あなたの価値は決められない」
社会は、時にやさしくない。
でも、味方はちゃんといるし、何より一番の味方は“あなた自身”。
偏見に傷ついてる若いママへ。
これは、昔の私が聞きたかった言葉であり、
いま誰かの心に届けたい言葉です。
そして最後に、ちょっと未来の話。
今の私のひそかな目標は、“ひ孫に会うこと”。
若くして産んだからこそ、もしかしたら経験できるかもしれない。
それをひっそり楽しみに、これからも娘と一緒に歩んでいこうと思ってます。笑
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ママ同士、繋がれたら嬉しいです🍀
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